今回の記事では、ブランド革製品をクリーニングやリペアを施し修復する方法を解説していきます。
道具さえ揃えれば気軽にできるリペア方法の紹介になりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
下記のリペアを複数組み合わせて修復することにより利益を上げ、購入率を高めることができます。
最後までぜひご覧いただければ幸いです。

【2019年12月】
本業である、トラック運転手を週6日勤務で働く傍ら、ブランドリカラー(リペア)転売を副業として開始。
【2020年2月】
3ヶ月間、働きながらにして、834,882円利益を上げる。
【2020年3月】
現在は10年間勤めた会社を退職し、何をしても結果を出せなかった方へブランドリカラー(リペア)転売を教えることに力を注ぐ。
Brand-Re-Color ラインID: @fav7933w
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金具磨き修復

中古ブランド品は金属の金具部分がくすんでいるパターンが多いです。
金具を磨く(研磨)ことにより、くすみ・サビを取り除くことができるため、見た目がガラッと変わります。
準備するもの
チューブタイプと缶タイプの2種類があり、どちらも効果は同じです。
1個用意すれば十分長持ちします。

細かな部品には綿棒が便利です。

金属を磨くための布と拭き取り用の布の2枚があれば最適です。

金属磨きリペア方法
※注意:金メッキ加工してある場合、磨くとメッキ部分が剥がれてしまう場合があります。目立たない場所で綿棒とピカールケアを使用して、試しに磨いてチェックしましょう。
まず、磨く金属を確認しましょう。
ピカールに適した金属は以下のとおりです。
・鉄
・真ちゅう
・銅
・ステンレス
・アルミ、錫(すず)
ピカールを綿棒・布に少量付け、金具部分を磨いていきます。
肌が弱い方は、ゴム手袋をしながら作業をしましょう。
綿棒が黒くなってきたら研磨されている証拠です。

綿棒は磨いているうちに目詰まりしてくるので、新しいのに交換していきましょう。
乾いたタオルで拭き取る
金属部分を磨いただけでも、かなり見た目が変わります。
たったこの作業だけでも、大きく利益に影響してきます。
ワンポイントアドバイス
広い範囲を磨く場合や、くすみ・サビがひどい場合、手作業で行っていると時間がかかるので簡易的な研磨機を使用すると時間短縮になります。
研磨機を使用するときは、金属周辺の革に接触しないように注意しましょう!
ファスナーのサビサビになった部分にも有効です。ピカピカに仕上がります。

メッキ修復リペア

メッキの剥がれがある商品を復活させることができます。
中古ブランド品はメッキが剥がれている商品が多く、メッキの剥がれが原因で価値が下がっている商品も多いですがリペアするだけで印象がかなり変わります。
財布やバック、ベルト類、指輪までいろいろな場面で活躍できるツール。
下記のように、剥がれがみられる商品が対象です。

準備するもの
誰でも簡単メッキの修理・補修【24K金めっき(標準)専用-18mlセット】修理・補修(めっき工房)
このツールは金メッキに修復するための簡易的なツールになります。


メッキ液が革へ付着しないように革を保護するためのテープです。
粘着力が強いと、革の塗装部分まで剥がれてしまう恐れがあるので、粘着を落としてから貼るようにしましょう。
メッキ修復ツールは乾電池が必要です。

メッキ修復リペア方法
※金属を通さないプラスチックや木、布、紙、革、ガラス、陶器等は対象外です。
金属でもメッキができるものと困難なものがあります。
メッキが不可能なもの
クロムメッキが施されているもの、アルミニウム、チタン、亜鉛など
メッキが困難なもの
スレンレス鋼、鉛、はんだなど
サビやくすみがある場合には、ピカールやメッキ加工セット付属の金属磨き剤を布につけピカピカに磨きます。
磨いた後は中性洗剤で洗い拭き取ることが好ましいです。


フェルトに脱脂液をたっぷり染み込ませて、メッキ加工するモノを洗浄していきます。
洗浄した後、水で洗い流します。



新しいフェルトへ金メッキ液をたっぷり染み込ませて、メッキするモノへ軽く押し当てていきます。


メッキ加工したモノを水で洗浄するか、ウェットティッシュで拭き取り完成です。
注意ポイント
メッキ液が革に付着すると変色する場合があるので、マスキングテープで保護しましょう。
さらに詳しいメッキ修復のやり方は、画像つきでわかりやすい取り扱い説明書がセットに含まれているので実際に確認しながら作業することができます。
革剥がれ修復

革が剥がれかかっている部分に接着すると強力に接着することができます。
中古ブランド品では剥がれがある商品が「難あり」で安くなっている場合が多いです。
修復することで再び使えるようになります。

準備するもの


革剥がれリペア方法


ファスナー潤滑リペア

中古ブランド品のファスナーは滑りが悪くなっている場合がありますよね。
この作業を行うとファスナーの滑りがなめらかになり改善されます。
準備するもの
ペンタイプなので、塗りやすくニオイも残らないため便利なツールです。

リペア方法
潤滑剤をファスナー部分に少量付け、スライダーを動かして何度か滑りを確認します。
動きが悪いファスナーもなめらかになります。
クリーニングリペア

中古ブランド品の購入者は小銭入れの汚れを気にしている人が多いです。
クリーニングすることにより、見た目が変わるので購入率を高めることができます。
準備するもの
LOCTITE(ロックタイト) マルチレーザークリーナー 30ml
革製品の汚れ取りクリーナーになります。


リペア方法
小銭による黒ずみの汚れは除去することができます。

クリーナーを布につけ拭き取ります。
目の荒い布だと元々染色されている色まで剥がれてしまうため
ティッシュで試した後、マイクロファイバータオルで軽く拭き取りながら行うことがオススメです。

ワンポイントアドバイス
角は手が届かないので、クリーナーを綿棒につけて拭くと細かいところまでキレイに仕上げることが出来ます。
布生地やナイロン生地に使用すると、汚れが広がる可能性がありますので、あくまで革製品にしましょう。
他のリペア道具類について詳しく解説しています。

その他修復について

その他修復方法を4パターン限定公開にてご紹介しています。
・コバ修復
・ほつれ縫い修復
・粉吹き除去
・角スレ修復
コバ修復
Before

After


ほつれ縫い修復
Before

After


粉吹き除去
Before

After

角スレ修復
Before

After

【大公開】一人で出来る!!ブランドリペア方法の手順 まとめ
簡易的に始められる修復方法を解説させていただきました。
・金属磨き修復
・メッキ修復リペア
・革剥がれ修復
・ファスナー潤滑リペア
・クリーニングリペア
1つの修復では意味が無いと感じている人もいるかもしれませんが、複数のリペアを組み合わせて行うことにより、価値を高めることができます。
なのでまずは、気軽に始められるリペア方法からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、その他修復方法の限定動画を無料でプレゼントしています。



さらにリペアを組み合わせて行いたい方はぜひ一度LINE@にご登録していただき、ゲットして学んでください。
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