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ゆう
■長時間労働から抜け出すため副業を始める
■大金を使い何度も挫折
■リペアを始めて3ヶ月で834,882円の利益を稼ぎ10年間務めた会社を退職
■独立して現在4年目
■独立前に副業詐欺被害に遭った経験から、自分を守る考え方マインドを発信しながらリペアに全力を注ぐ
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メルカリのブランドすり替え防止策3つ|すり替え詐欺防止のテンプレ文あり

メルカリのブランドすり替え防止策3つ|すり替え詐欺防止のテンプレ文あり
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高級ブランド品の転売は利益率も高く、せどりジャンルとしても人気です。

一方で、出品・販売した際に「すり替え」被害に遭うというデメリットもあります。

売り上げや利益、商品という資産を守るためにもブランド品のすり替え詐欺について、手口や対策方法を把握しておきましょう。

この記事で分かること

  • 「すり替え詐欺」の手口について
  • すり替え防止のため事前にできること
  • すり替え詐欺対策として有効な商品紹介文や出品者プロフィール文のテンプレ
  • 仮にすり替え詐欺に遭ってしまった場合の対処法

ブランド品をリペアして転売してきた経験を踏まえて解説していこうと思います。

ユウ

【2019年11月】
ブランド品リペア転売開始
【2023年11月】
ブランドリペア経験4年目
プロフィールはこちらから

目次

メルカリでも発生!?ブランドのすり替え詐欺とは

ブランドのすり替え詐欺とは、「出品者が正規品を送ったにもかかわらず、購入者が何かしらの理由を付けて返品を要求し、偽物を送り返してくること」です。

具体的な流れ

STEP
出品者は正規のブランド品を出品
STEP
商品が購入されるので発送

一般ユーザーと同じように購入してきます。

STEP
返品対応を要求してくる

購入者が「届いたものが偽物だった」「写真にない傷があった」など何かしらの理由をつけて言ってきます。

STEP
購入者の話をそのまま受け取り返品(返金)対応に応じる

すり替え詐欺について知識がなくそのまま返品対応に応じてしまう出品者も多いです。

STEP
出品者のもとに、偽物のブランド品が返送されてくる

明らかに自分が出品・販売した正規品とは異なる偽物が送り返されてきます。

返品返金対応をしてしまうと、売上は立ちません。

正規のブランド品をだまし取られ、手元に残った偽物は当然売ることが出来ないため、本来の売り上げ分がまるまる損失となります。

こういったブランド品のすり替え詐欺は、メルカリに限った話ではありません。

ラクマやPaypayフリマといったフリマアプリ、ヤフオクなどのオークションサイトでも見られます。

最近では、Amazonでもすり替えが横行しているとの情報も…

ブランドのすり替え防止策

「え?なんか急に怖くなってきた…」という方もいるかと思いますが、安心してください。

ブランドのすり替えも対策をしっかり行えば、リスクは大幅に抑えられます。

商品写真を数多く撮る&残しておく

ブランド品のすり替え詐欺の流れを改めて確認しましょう。

返品・返金対応をした時点で、出品者側はだまし取られダメージを負うことになります。

裏を返せば、返品や返金の対応に応じなければ問題ないとも言えます。

そこで、こんな疑問が生じます。

返品対応に応じなければいいだけなのに、なぜすり替え詐欺の被害が増えてしまうのか?

答えは、「出品前の商品の状態に確証が持てないから」です。

出品前の商品の状態に確証が持てないと、

「本当に大丈夫だったかな?」

「ミスや手違い、見落としが0だったとも言い切れないからな…」

「証明もできないし、変に悪い評価をつけられてもアカウントに傷がつく…返品返金対応に応じるか」

と弱腰になってしまいます。

逆に確証や相手にも提示できる根拠と証拠があれば、それを伝えればいいだけ。

正規品であるということ、傷やダメージの箇所(中古品の場合)が分かるような写真を多数撮っていれば、自信を持てるはずです。

返品を要求されたとしても、

  • 相手から写真を送ってもらい自分の写真と照合する
  • 偽物を返送されたら、手元の偽物と撮っておいた写真とを照合する

ことで気付けるはずですし、その差を相手にも突きつけることができます。

メルカリに掲載できる枚数は10枚ですが、その他にも多めに写真を撮っておくのがおすすめです。

おすすめの画角・構図

  • 色みがわかる
  • シリアルナンバーが分かる
  • ブランドロゴ
  • 地模様やプリント(ある場合)
  • タグやギャランティーカード
  • バッグや財布の内部の生地
  • ファスナーや底鋲など金属部分

返品に関する規定を設けておく

あらかじめ返品に関する規定を出品者プロフィールや出品ページに記載しておくのも有効です。

返品に関する記載がないと、トラブルに発展した際に、着地点を探るのに時間がかかります。

あらかじめ明記されていれば、根拠として主張できるので、スムーズに交渉できます。

メルカリやヤフオクは「ノークレームノーリターン」が基本。

ただ、ブランド品など高額商品となると、話は違ってきます。

購入者も偽物(スーパーコピー品)であることを警戒するため、返品や返金に応じる姿勢のある出品アカウントからのほうが購入しやすいです。

そのため、「返品は一切受け付けない」と書いておくと売れにくくなる可能性があるのです。

そこでおすすめなのが、「条件付きで、返品を受け付ける」方法です。

一定の条件を満たした購入者に対しては、返品返金対応に応じるとすることで、「購入のしやすさ」と「詐欺回避」両方を実現できます。

「出品者が負っているすり替え詐欺のリスク」に触れておけば、購入者の方も理解してくれるはずです。

プロテクションタグの導入

すり替え詐欺が増えてきて解決策として商品化されたのが「プロテクションタグ」

プロテクションタグは、ブランド品の真贋鑑定を行っている「フェイクバスターズ」という会社から発売されています。

フェイクバスターズ公式HPより プロテクションタグ

タグは書き込めるようになっていて、独自のサインや印をつけておくことで、唯一性を証明できます。

一度取り付けると、切断する以外に取り外す術はありません。

そのため、商品を発送する前にプロテクションタグをつけた状態で写真を撮れば、本物を発送した強力な証拠となってくれます。

すり替えようにもタグをハサミで切り取らなければならないため、同一品として返送するのは不可能です。

仮にタグが付けられていない商品が返ってきた場合でも、発送前のプロテクションタグ付きの写真があれば明確な証拠となり、フリマアプリの運営事務局や警察へも相談できます。

当然、返金やキャンセル対応も応じなくて済みます。

さらに、そもそも詐欺師を寄せ付けないという意味でも非常に有効です。

すり替え詐欺を目論んでいる人も、わざわざプロテクションタグを付け対策をバッチリしている出品者から買おうとは思わないはず。

タグは1本あたり50円程度の金額がかかってきますが、すり替えによるリスクやダメージを考えたら圧倒的に安いですよね。

数万円の利益がまもられ、トラブル対応の時間や手間からも解放されるので。

余談:リペアしたブランド品はすり替えされにくい

余談ですが、リペア(ダメージを補修)した中古のブランド品はすり替えされにくいです。

というのも、リペア品はそもそも同じ状態の商品を見つけ出すのが難しいからです。

新品であれば、偽物も本物も数多く出回っています。

しかし、中古のブランド品、ましてリペアされた商品と同一の状態の商品を探し出すのはかなり難しいです。

かえって見つけ出すほうが手間ですし、詐欺師としてもわりに合わないでしょう。

実際に僕がリペア転売を初めて数年が経ちますが、一度もすり替えされたことはありません。

ブランドせどりをやっている方、これから挑戦してみようと考えている方は、リペア転売という選択肢についても一度検討されてみてはいかがでしょうか?

【コピペOK】メルカリでブランドすり替えを防ぐ具体的なテンプレ文

商品タイトルに「すり替え詐欺対策あり」と記載すべき?

メルカリやラクマを見ていると、数は少ないですが、商品タイトルに「すり替え詐欺対策済み」「すり替え防止策あり」「プロテクションタグ付き」と記載しているブランド品がありました。

詐欺防止という観点だけで見れば、もっともインパクトがあり効果的ともいえるかもしれません。

ただ、「売れやすさ」という観点で見ると、やややり過ぎな印象です。

商品タイトルの文字数は、メルカリもラクマも共に40文字までです。

出品経験がある方なら分かるかと思いますが、40文字では商品の内容を要約するので精いっぱいで、むしろ足りないくらいです。

商品タイトルに含めたいキーワード

ブランド名(できれば英語表記、カタカナ両方)
商品ジャンル(長財布、ハンドバッグetc)
シリーズ名(オールドコーチetc)
商品状態(美品、新品未使用)
型番
素材

「すり替え詐欺対策あり」は10文字、「プロテクションタグ付き」は11文字をそれぞれ消費することになります。

商品状態を端的に表す必要がある商品タイトルでは、含めなくてOKです。

すり替え詐欺対策になる商品紹介文テンプレ

商品紹介文は、メルカリもラクマもMax1,000文字まで。

余裕があるので、すり替え詐欺対策のテンプレ文を記載することもできます。

下記の商品情報を一通り記載した後、最下部に記載するのがポイント。

商品説明分に盛り込みたい内容

ブランド名(できれば英語表記、カタカナ両方)
商品ジャンル(長財布、ハンドバッグetc)
シリーズ名(オールドコーチetc)
商品状態(美品、新品未使用)
型番
素材

サイズ
重さ
定価
傷の有無(中古品であれば特に)
ショッパーや付属品について
扱う際の注意点(あれば)
リペアしているどうか
購入場所
購入時期

実際のテンプレをいくつか紹介しておきます。出品する商品の状況に応じて使い分けてみてください。

高額ブランド品の為、すり替え防止、衛生面も鑑み返品はお受け致しかねます。

すり替え詐欺防止のため、傷や汚れ、におい等の状態による返品交換はご遠慮下さい。
また、対策の一環として発送の際はプロテクションタグを付けさせていただきますこと、あらかじめご了承ください。

バックの詳細を記録に残すため数十枚の写真を撮影してから発送致します。
すり替え詐欺対策として、プロテクションタグを付しております。

また、原則返品はお受けしておりませんので、ご理解の上ご購入下さいませ。
正規品のみ販売しておりますが、万一、偽物であるとのお問い合わせをいただく場合には以下をご用意の上、購入後5日以内にお問い合わせ下さいますようお願いいたします。
・鑑定した店舗名
・鑑定した店舗の電話番号、連絡先
・担当者のお名前

すり替え詐欺やトラブル防止の観点から、製造番号を控え、発送前に写真を複数枚撮ってからお送りいたします。
万一、真贋に関するお問い合わせがあった場合、上記をもとにメルカリ運営事務局にお問い合わせいたします。
問い合わせ後は、事務局の指示に従いながら対応させていただきます。

すり替え詐欺対策になるプロフィール文テンプレ

出品者のプロフィール文に、すり替え詐欺対策として返品規定を書いているアカウントもよく見かけます。

一度プロフィール文に書いておけば、商品ごとに記載しなくてよいので手間が省けます。

プロフィール文に回すことで、商品紹介文の文字数もめいっぱい使えます。商品の細かい説明が必要なときや魅力をぞんぶんに伝えたいときにも役立ちますね。

ただ、出品者プロフィールに飛ばず、商品ページのみを見て購入する人も一定数います。

無駄なトラブルを避けるためにも、

「一度出品者プロフィールもご一読ください。」

「出品者プロフィールにもご同意いただいてからのご購入をお願いします。」

などと記載しておくとよいでしょう。

【返品に関して】
すり替え詐欺対策や衛生面の観点からも、原則返品には対応しておりません。
当アカウントで出品している商品はすべて正規品です。
万一、偽物である、とのお問い合わせをいただいた場合には、事実確認の上返品対応いたします。
その際は、
・真贋調査をした場所(店舗名)
・店舗の連絡先(電話番号)
・担当者のお名前
を必ず明記し、購入後5日以内にご連絡くださいますようお願いいたします。

傷の度、色や形のイメージ違いといった自己都合での返品はお受けしかねます。
当アカウントでは正規品のみ出品しておりますが、仮に「偽物」であると判明した場合には、事実確認の上返品対応いたします。
その際は、
・鑑定してもらったお店の名前
・店舗の電話番号
・担当者名
を伺いますので、忘れずにメモしておいていただきますようお願いいたします。
すり替え詐欺防止のため、ご購入後5日以内の連絡に限りご対応させていただきますこと、ご理解ください。

すり替え詐欺対策、商品保護の目的から、プロテクションタグをお付けしての発送となりますのであらかじめご了承くださいませ。

それでもブランドのすり替え詐欺に遭ってしまったら…?

これまでご紹介してきた対策を講じていれば、ブランドのすり替え詐欺に遭う可能性をグッと抑えられるはずですが、万一詐欺に遭ってしまったときの対処法についても念のため確認しておきましょう。

少しでも怪しい、疑念が湧いたら評価はしない

メルカリやラクマといったフリマアプリ、ヤフオクのようなオークションサイトで出品した場合、取引の進行中は事務局が間に入ってくれます。

しかし、「取引の評価」を完了させてしまうと、それ以降は基本的にはサポートに入ってくれません。

少しでも怪しいと感じたり、疑念が生じたら、「評価」をして取引を完了させる前に事務局に問い合わせをしましょう。

メルカリ運営事務局に相談

購入者に言われるがまま返品返金対応することなく、一度運営事務局に相談されることをおすすめします。

購入者の方にも、「公正なやり取りのためにも、一度運営事務局にお問い合わせを入れさせていただきます。」とお伝えしましょう。

まともな方であればOKしてくれるはずです。逆に詐欺をたくらんでいたのであれば、慌てて返品返金の要求を取り下げてくるでしょう。

やり取りをメッセージ文面に残す

メルカリの取引メッセージは運営事務局のほうでも確認が可能です。

トラブルが起き、相談すると”人”が実際に見てくれ、今後の対応についても一緒に考えてくれます。

言った言わないの水掛け論にならないためにも、その都度メッセージ文面に詳細を記し、経緯が分かるようにしておきましょう。

どうしても返品対応しないといけない場合の対応

「バッグや財布の臭いが気になるので返品したい!」このように、どうしても人によって気になる部分はあると思います。

満足してもらえない商品を無理矢理売りつけるのはまた違うと思うので、どうしても返品対応を受け付ける場合には、返品商品を受取るときにスマホで録画する準備をしましょう。

録画するのは”配達員から返品の荷物を受け取る瞬間から返品箱を開けて商品状態チェックまでの動画”を録画しておくと不正のない完璧な証拠が残ります。

万が一リスクのことまで考えて対策をしておくのもいいですね◎

まとめ:出品者プロフィールや商品ページを充実させすり替え詐欺を回避しよう

今回は、メルカリなどのフリマアプリ、オークションサイトで起こり得る「すり替え詐欺」について見てきました。

すり替え防止詐欺はれっきとした犯罪ですし、出品者にとっては大きなダメージをくらうことは間違いありません。

ただ、防止策はあるので、対策を万全にしていれば大丈夫です。過剰に心配する必要はありません。

詐欺師の気持ちになりきってみれば分かります。

  • すり替え詐欺に関する知識がなく、警戒していなさそうなアカウント
  • バリバリ予防線を張っているアカウント

どちらが狙いやすいかは明白ですよね?

出品者プロフィールや商品ページにしっかりと返品返金に関するルールを掲載し、写真を多く撮り事前にすり替え詐欺被害を防止しましょう。

Twitterからは、リアルタイムの情報を手に入れられます。

「メルカリ+すり替え」「Amazon+すり替え詐欺」といったキーワードで検索すると、体験談を見られます。

最新の詐欺手口や傾向を把握するのに活用するのもおすすめなのです。

メルカリでの転売全般に関する注意点についてはこちらの記事で

メルカリのブランドすり替え防止策3つ|すり替え詐欺防止のテンプレ文あり

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