リペア転売をやってみたい!と思っても何をどのように始めていいのかわからないですよね。
この記事では、リペア転売を始めるための全手順を解説していきます。
この記事について
難しさ | |
重要度 | |
初心者向け |
この記事はこのような方におすすめ!
- リペア転売を始めようか悩んでいる
- 具体的にどんなことをやるのか知りたい
- 始める前に大切なポイントを知りたい
上から一通り目を通すだけでブランドリペア転売の全体像を知ることができます。
最後までお読みいただけたら幸いです。
ブランドリペア転売の具体的な手順
ブランドリペア転売を行う手順は以下の6ステップです。
リペア転売をスムーズに始められるように具体的な手順も踏まえて一つ一つ解説していきます。
【STEP1】道具類の準備
まずはブランドリペア転売で使うものを準備していきます。
主に準備するもの
- スマホ(パソコン)
- リペア道具(筆や溶剤)
- クレジットカード(現金)
- 出品資材
- 梱包材
- 仕入れ商品(ブランド品)
スマホ(パソコン)
商品の仕入れ、出品、商品の発送をするときに使用します。
スマホ1台あれば十分です。
もしパソコンもあるとリサーチや出品の作業効率を上げることができます。
リペア道具(筆や溶剤)
ブランド品リペアには、修復に使う道具が必要です。これだけで基本スタートできますが、他の道具を揃えると作業効率を飛躍的に上げて作業時間を節約できます。
リペア道具について詳しくはこちら
クレジットカード(現金)
中古ブランド品の仕入れや道具、資材など必要経費を支払う際に使用します。
仕入れでは安いものだと1個数千円から仕入れられるため、低資金でもコツコツとスタートすることができますが資金は多いほど有利です。
カードの上限枠を調整可能でしたら合わせて検討してみるのもいいですね。
最初は仕入れに目安として5~10万円ほど枠があると安心です。
出品資材
ブランド品を撮影する際に使う道具・資材です。
主に商品の背景として機能する壁紙やタイルパネル、そして明るさを調整するための照明器具が含まれます。
ブランド品の売れ行きは、出品写真の質に大きく左右されると言っても過言ではありません。
背景や照明の明るさは、購入者が無意識のうちに重視するので、ブランド品が映えるような物を設定できればよさそうですよね。
急いで準備する必要はありませんが、出品する段階までに揃えておきましょう。
梱包材(緩衝材)
ブランド品を発送する際、購入者の手元まで安全に届けるための保護資材です。
主に使用するのはダンボール箱、プチプチ緩衝材、テープなどになりますが、ブランド品は高価な物ですので使い回しの資材より新品の資材を用意したほうが印象はとても良くなります。
実際僕がやってみて、購入者の反応は全然違いました。
購入者の評価が知りたい方はこちら
梱包資材は慌てて揃える必要はありませんが、出品する頃までには揃えておきましょう。
仕入れ商品(中古ブランド品)
中古ブランド品を用意します。
古くなって色褪せたり、汚れ傷があったりといった理由で、お買い得な商品が数多く存在していますのでそのような中古品をリサーチします。
【STEP2】リサーチ
ブランド品を仕入れるためにリサーチをしていきましょう。
ブランドリペア転売を始めたいと思っている人から特に聞かれることは、「仕入れができるのか不安」という悩み。
仕入れの不安をなくすためには、リサーチをすることで解決できるのですが
その前になぜ、仕入れに不安を感じてしまうのかを理解して、不安を解消しておくことが大切です。
不安に思ってしまう原因
- リペア商品が本当に売れるのか不安…
- ブランド品にどんな商品があるのかを知らない状態(リサーチの方法を知らない)
このような状態でしたら、不安に感じてしまうのも無理はありません。
一つ一つ解説していきます。
リペア商品が本当に売れるのか不安…
まずはリペア商品が実際に売れているのか実態を知ることが大切ですよね。
メルカリやヤフオクで「ブランド名」+「リペア」「リカラー」と検索してみましょう。
例えば、「CHANEL リペア」「PRADA リカラー」
このように検索してみると、いくつかリペアされた商品が出てくるため実際に自分の目で確認してみましょう。
いくつか売り切れている商品を見るだけで自信が湧いてくるはずです。
ブランド品にどんな商品があるのかを知らない状態
ブランド品のことをあまり知らない場合は余計不安になります。
また、ブランド品にはたくさんの銘柄や種類も豊富なため、迷ってしまいがちです。
なので、メルカリやヤフオクなどのブランド市場を見て「よく売れている商品はどんな商品なのか?」「ブランド品を出品している人はどんな商品を出品しているのか?」
まずは固く考えず、ブランド品をいくつかリサーチしてみましょう!
といってもやり方がわからないと思いますので、実際に簡単なリサーチ(相場の調べ方)の手順例を一つ紹介します。
需要のある商品の調べ方
有名ブランド銘柄から「シャネル」「ルイヴィトン」「グッチ」1つ絞る。
多くの人が使用している物を選ぶ。
「財布」「バッグ」どちらか1つに絞る。
「シャネル 財布」
「グッチ バッグ」
このような組み合わせで検索。
絞り込みとして「売り切れ」で検索すれば既に売り切れている商品が絞り込まれます。
並び替え機能を使って並び替えてみましょう。
いいねが多いのなら上から順に需要がある商品の可能性は高いです。
逆に下の方は需要が少ない可能性が高いです。
「いいね」がたくさんついている商品をどれでもいいので1つ選んでみましょう。
僕が選んだ商品はこの商品↓
商品には決められた名称があります。(名称がない場合もありますが、まずは商品タイトルを確認します)
商品タイトルを見るとそれっぽい特定できそうな単語がありますので確認してみましょう。
確認したそれっぽい商品の名称を複数入力して実際に検索してみましょう。
具体例
今回は「グッチ ソーホー コインケース」
すると、同じような似た商品がたくさん表示されます。
中古品は価格がバラバラですので、同じ商品を3つほど調べてみると、商品の特徴や相場価格がおおよそ判断できるようになります。
同じ商品でも傷があったり汚れている物なら値段は安くなりますし、綺麗な商品の価格は高くなりがちです。
このようにして商品のリサーチを進めていきます。
新品のような美品を仕入れる必要はありません。
相場価格よりも安く、一般的に使用感のある中古品なら問題ないです。
イメージが湧きづらい場合、実際に僕が仕入れた商品のBeforeの商品写真を参考にしてみてください。
このようにリサーチをしてみて初心者の方は需要の高い順からブランド品のことをまずは1つ1つ知ってみることが不安を取り除くためにはとても大切です。
そして手間を惜しまず一歩ずつ調べて積み上げていくことが成功させるための秘訣でもあります。
【STEP3】仕入れ(真贋鑑定)
リサーチができるようになったら、次に本物かどうかの見極め「真贋鑑定」にきっと不安の矛先が向く人はとても多いです。
ですがブランド品の知識が全くない人でも大丈夫です。
仕入元が確認できるストアや大手リサイクルショップ、古物市場や古物商を持っている人が参加できるブランドオークションなど日本流通自主管理協会(略称AACD)加盟店から仕入れることができれば厳選されたものですので安心して仕入れられます。
ただ、これからリペアで稼いでいくとなれば、すべて人任せにするのもあまり良くないことなので、ググって調べたいブランド品のことを調べていくことも大切ですよね。
時間があるときに調べてみましょう。
ググる検索例として
「シャネル 真贋鑑定」
「グッチ 真贋鑑定」
偽物と本物の違いを初心者の方にも写真でわかりやすく紹介されているサイトが多くありますので調べてみてください。
【STEP4】修復作業
道具と仕入れ商品の準備が整ったら修復作業をしていきます。
ブランドリペア転売で大きな利益が見込める修復方法はリカラーになりますのでリペア転売には欠かさないリカラーの手順をご説明します。
リカラー手順
革に付着した油汚れを除去する
革に合った適切な溶剤を筆で塗る
色が落ちないようにトップコートをする
このステップでは、やり方が決まっているため、その修復方法に従って作業を進めていきます。
よくある問い合わせとして
自分には才能もないしできるか不安…
このように悩んでいる人たちはとても多いです。
基本的には、やり方が決まっているので順番さえおさえておけば失敗することはほとんどありません。
もしも万が一のことがあって、順番を間違えてしまった場合でも大丈夫です。
塗ってしまった後でも修復が可能だからです。
例えば、ネイルも同じで、マニキュアを塗ってしまった後でも除光液を使って拭き取れば、もう一度塗り直すことができますよね。
化粧品も同じで、メイクに失敗したら落とせば、もう一度やり直すことができます。
ブランド品も、塗ってしまったあとでも、修復することができます。
なので、極端に難しく考える必要はないので安心してくださいね。
かといって、実際塗ってみなければ感覚やイメージが湧かないと思いますので、さらにリカラーに対するハードルを小さくするためのポイントをご紹介します。
リカラーに対するハードルを豆粒並みに小さくするためのポイント
ブランド品ではなく自宅にある不用品から試しに始めてみましょう。
自宅にあるような、もう使用してない財布やバッグを探してみてください。
もし自宅に革製品がない場合にはフリマアプリで少し汚れている革製品を探してみましょう。
ブランド品ではなくても、500円ほどあればちゃんとした革製品の物を購入することができるので、試しに購入してみるのもありです。
リカラーでいちばん不安を感じるのは最初の一歩です。
一度でも自信をつけることができたら、車や自転車の運転と同じようにどこでもどんな道でも行けるのと同じように、どのようなブランド品にもチャレンジしていくことができるようになります。
自分の始めやすい物からスタートしてみてください。
リペアについてもっと詳しい修復方法を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【STEP5】出品
リペア作業が完了したら、次に商品を撮影していきます。
中古ブランド品の場合、1つ1つの商品に対して写真を撮影してく必要があるため少し手間に感じるかもしれませんが、撮影にこだわることはめちゃくちゃ大切です。
購入者が手元で現物を確認できれば一番いいのですが、ネット上ではそれができないため写真で判断するしかありません。
そうなったとき、安いものだったら購入する決断はしやすいですが、ブランド品のような高価な商品では購入するとしても慎重になるはずです。
そう考えた場合、写真にこだわったほうが購入者のためになり、それによって購入率も高まるのでとても重要です。
修復作業が終わって一段落つきたいところですが、出品にも気を緩めず取り組むことが大切です。
ブランド品の出品についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
【STEP6】発送
商品が売れたら発送をしていきます。
購入者の手元に無事届けるには、クッション材を入れたりして梱包するわけですが
ブランド品を発送するとき、特に意識したいこと
それは「受け取る人の気持ちを考える」ことです。
フリマアプリで中古商品を購入した経験のある方なら、よくご存知かもしれませんが
梱包方法は人によってさまざまです。
例えば、梱包もなしにダンボール箱にそのまま直接入れるだけの人もいれば、雨に濡れないように丁寧にビニール袋で包んでくれる人もいます。
価値観は人によってことなるので違いが出て当然なのですが、受け取り側にとって梱包の仕方一つで、商品の印象というのは大きく変わります。
ブランド品というのは高価な物であり、印象としても雑に扱ってはいけない物の位置づけになりますので、そう考えてみると丁寧な梱包としっかりとしたダンボール箱に包まれていた方が安心されますし、喜んでくれる方は多いです。
最後の作業まで購入者の気持ちに寄り添うことがとても大切ですよね。
まとめ
ブランドリペア転売の具体的な流れについて解説してきました。
転売作業では当たり前な内容が多かったかもしれませんが、ブランドリペア転売で成功するためには欠かせない基本的な部分になります。
何をしたら喜んでもらえるのかを考えて実践しながらブランドリペア転売を取り組んでいくと商品が売れていくようになっていきます。(めっちゃ大切!)
ブランドリペア転売を始めてみたいけど、他にも不安を感じることがありましたら一度ご相談いただけたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
【2019年12月】
本業である、トラック運転手を週6日勤務で働く傍ら、ブランドリカラー(リペア)転売を副業として開始。
【2020年2月】
3ヶ月間、働きながらにして、834,882円利益を上げる。
【2020年3月】
現在は10年間勤めた会社を退職し、何をしても結果を出せなかった方へブランドリカラー(リペア)転売を教えることに力を注ぐ。
Brand-Re-Color ラインID: @fav7933w
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