- ブランドリペア転売をこれから始めようと思っているんだけど…
- 実際にブランドリペア転売をしている人が、どこから仕入れているのか知りたい
- どんな使い分けをしてるの?
↑こんな疑問を抱えている方向けの記事です。
- ブランドリペア転売歴3年
- コンサル生も抱える
- 自身も現役でリペア転売を行っている
筆者が現在も使っている仕入れ先、販売ルートをご紹介していきます。
初心者の方も迷わず使えるように、仕入れ先と販路それぞれの利用割合についても触れていますので、ぜひ最後までお付き合いください。
ブランドリペア転売の仕入れ先5つ
ブランドリペア転売で仕入れ先として使っているルートも併せてご紹介していきます。
メルカリ

仕入れ先としての利用割合 | 40% |
初心者おすすめ度 | |
商品点数 |
フリマアプリの圧倒的シェアを誇る「メルカリ」
ほとんどの人が一度は使ったことのあるアプリかと思います。
なかには、業者が販売ルートとして出品しているケースもありますが、一般の方が断捨離としてブランド品を出品しているケースがほとんど。
私も、仕入れの半分近くがメルカリです。
ユーザーが多いため、ハイブランド品はもちろん、10年以上前のオールド品(オールドコーチ、オールドGucciなど)も見つけやすいです。
アプリ自体の操作性もよく、使い慣れていない方でも簡単に使えます。
- ブランドリペア転売初心者の方
- 時間がなかなかとれない方
は、メルカリだけチェックするのでもいいかもしれません。
ラクマ
仕入れ先としての利用割合 | 20% |
初心者おすすめ度 | |
商品点数 |
メルカリに次いで認知度が高いラクマですが、利用ユーザーはぐっと減るはず。
実際の検索結果からも分かります。
検索条件はこちら
カテゴリ:名刺入れ/定期入れ
ブランド名:グッチ(GUCCI)
並べ替え:新しい順
※検索時間:同時(平日17時半頃)
各アプリ独自のアルゴリズムによる違いを抑えるべく、カテゴリ・ブランド名のみで絞り込みました。


「新しい順に並べかえて、9番目の商品がいつ出品されたものか?」で比較。


結果
メルカリ | 8時間前 |
ラクマ | 1日前 |


同じ時間帯に検索した結果、新しい順に並べ替えて9番目に出てくる商品の出品時間が大幅に異なりました。
検索結果からも、メルカリのほうが、頻繁に出品されていることがうかがえます。
ヤフオク
仕入れ先としての利用割合 | 20% |
初心者おすすめ度 | |
商品点数 |
ヤフオクは歴史があるオークションサイト。
メルカリが台頭する前からあったので、使い慣れているという方もいらっしゃるかもしれません。
一方で、あまり使ったことがない人にとっては、入札制度に慣れずなかなか落札ができないなんてことも。
商品点数もラクマよりかは揃っている一方で、業者による出品が目立ちます。
業者の場合、絶妙な値付け(相場相応)をしていることも多く、利益を取りにくい可能性大です。
入札を入れる際も、周りの価格に合わせようと無理をせず、利益率を常に念頭に置くようにしましょう。
オンライン中古ブランドショップ
仕入れ先としての利用割合 | 20% |
初心者おすすめ度 | |
商品点数 |
- セカンドストリートオンライン
- ブランディア
- その他中古ブランドショップ
実店舗があるブランド買取店も最近はオンライン(EC)展開しているところは少なくありません。
店舗に足を運ぶのに比べてリサーチもしやすいので◎
本物か偽物かの断定はしないところが多く、それぞれの会社独自にはなりますが、査定制度が設けられています。
真贋鑑定(偽物か本物かの鑑定)に自信がない初心者の方にも安心でしょう。
リサイクルショップ
仕入れ先としての利用割合 | 0 |
初心者おすすめ度 | |
商品点数 |
即金性を求めて、リサイクルショップにブランド品を持ち込んで買い取ってもらう人も一定数います。
アナログな仕入れ先として昔からありますが、
- 実際に店舗に足を運ばなくてはならないこと
- 地域や店舗によって商品ラインナップが異なること
- リサイクルショップの利が少なからず乗っている価格であること
から、あまりおすすめはしないです。
副業や初心者の方にとっては、実店舗へ行くことで手間や時間が取られることは望ましくありません。
それよりも、ブランド・売れる商品のリサーチやリペアスキルの向上に時間をあてた方が収益に直結するからです。
ただ、現物を目にできるという意味で、勉強になる部分はあります。
買取店では、真贋調査も行って仕入れているはず。店頭に並んでいる商品を見ながら本物と偽物とを見極める力を養うことは可能でしょう。
「近くに行ったらついでに立ち寄る」くらいのスタンスで考えておくのがいいでしょう。
※古物市場
仕入れ先としての利用割合 | 0 |
初心者おすすめ度 | |
商品点数 |
古物市場は、古物商許可証を持った人のみが入ることができます。
古物商許可証があったとしても、①既存会員からの紹介②主催者から直接許可を取りつけることができないと入ることすらできません。
さらに古物市場の基本的なルールは決まっていても、場所によっては独自のルールがあるため参入ハードルが高めです。
仮に条件を満たし参加したとしても加盟費用や参加費用を徴収されます(ごく一部無料で参加可能なところもあり)。
良質な品が格安で出回っていたり、入札制度で自由に指値をできたり、とうま味もありますが、初心者向きではありません。
「そういうところもあるんだ」程度でいいでしょう。
ブランドリペア転売の販路4つ
販路については、私が実際に使っている3つに絞ってご紹介していきます。
メルカリ
販路としての利用割合 | 50% |
ユーザーの多さ | |
販売手数料 | 10% |
販売ルートとしても、メルカリは優秀。
使っている人がの多い分、購入にも結び付きやすいです。
販売手数料は一律10%と高めですが、端数がないので計算がしやすいというメリットはあります。
売れるスピード(回転率)はキャッシュフローに大きく影響します。
目に触れやすく売れやすいメルカリに真っ先に出品したいところです。
ラクマ
販路としての利用割合 | 20% |
ユーザーの多さ | |
販売手数料 | 6.6% |
メルカリの次はラクマです。
シェアではメルカリに負けていますが、楽天経済圏の恩恵を受け、コアなファンがいます。
ラクマでの買い物に楽天ポイントが使えたり、逆に楽天ペイで支払うことでポイントをためたり…
と「ポイ活を頑張っている人」や「日ごろから楽天経済圏で生活している人」には嬉しい制度がそろっています。
- メルカリにはいないユーザー層がいること
- 販売手数料が安い
ことからラクマも販路として活用したいところです。
ヤフオク
販路としての利用割合 | 15%(変動あり) |
ユーザーの多さ | |
販売手数料 | 8.8% or 10% |
ヤフオクには、「1円出品制度(本当に1円から入札スタートできる)」があり、メルカリやラクマといったフリマアプリにはいない層を取り込んでいます。
2022年3月までは、ヤフオクでの購入でTポイントが付与されていましたが、4月以降はPayPayポイントに変更になっています。
ポイントの使える範囲が狭まった感は否めませんが、ヤフー/PayPay圏内をよくチェックしている方もいます。
頻度としては、決して多くはありませんが、ヤフオクから売れていくこともあるので出しておいて損はありません。
Paypayフリマ
販路としての利用割合 | 15%(変動あり) |
ユーザーの多さ | |
販売手数料 | 5% |
フリマアプリ業界の後発組ではありますが、資金力のあるヤフーが運営していることもあってか、頻繁にキャンペーン企画が実施されています。
- 毎週のように発行される週末限定5%割引クーポン
- 100万円やまわけキャンペーンetc
シェア獲得のためなのか、販売手数料がメルカリの半額なのも◎
ブランド品は、販売価格が高額なので、手数料もバカになりません。
7万円の商品だった場合
販売手数料5% | 3,500円 |
販売手数料10% | 7,000円 |
地味にきいてきますよね…!
とはいえ、ユーザー数はまだまだ少ないので、販売手数料が安いからという理由でPaypayフリマに絞るのは厳禁。
キャンペーンやクーポン狙いで使っている人に向けて売れたらラッキーくらいに考えつつ、出品はしておきましょう。
ブランドリペア転売初心者は仕入れ先は絞ってOK!販路は複数持つべし
ここまで読まれた方の中には、

3つ4つ常時見なきゃいけなくて大変そうだ…
と感じた方もいるかもしれません。
ブランドリペア転売初心者の方は、仕入れ先に関して、まずは絞ってOKです。
もちろん、すべてのアプリ・すべての仕入れ先候補をチェックしたほうがいいに越したことはありません。
仕入れ先ごとの比較や特徴についても把握できたらベター。
けれど、最初から完璧を目指して動けずに終わってしまっては元も子もありません。
そういう意味で、まずは商品数が多いメルカリに絞って仕入れ商品をリサーチするのでOKです。
一方で、販路については、単一に絞るのはNG。
上述の通り、フリマアプリやオークションサイトによって、ユーザー層に微妙な違いがあります。
販売機会は、売上と利益にも直結します。
アカウント開設と出品ページ作成の手間はありますが、商品紹介文は1つ作れば他のアプリやサイトにそのまま転用可能。
ひと手間かかりますが、必ず複数の販売経路を持つようにしましょう。
ブランドリペア転売の仕入れ先&販路に関するQ&A
中古ブランドを修理して転売するにあたっての仕入れ先、販路に関する一般的な質問に回答していきます。
仕入れと販売に使うのは同じアカウントでいい?
結論、どちらでもOKです。



私自身は、仕入れと販売でアカウントを分けていました。
分けていたというのも、例えばメルカリで仕入れたらメルカリ以外のところで販売をしていました。
理由は2つ。
1点目の理由は、「購入者の心証が悪いから」
同じ出品アカウントで仕入れと販売を行うと、可能性は低いですが、仕入れ商品を特定されるかもしれません。
仮に、とんでもなくボロボロだったり、汚い状態だったとしたらどうでしょう?
リペア後は新品のようにキレイになっていたとしても、どこかモヤモヤが残る人も出てくるかもしれません。
2点目の理由は、「転売を嫌う人もいるから」です。
「自分が安く出品した中古ブランド品を、購入者が高額で再販していたとしたら…?」
リペア(修理)してきれいな状態にして付加価値を生んでいると言っても、モヤモヤした気持ちを抱える人も現れるでしょう。
心理的に、値段交渉がしにくいというのもあり、アカウントは分けていました。
値段交渉の文化はフリマアプリ特有の優位性なので、使えなくなるのはもったいないですからね。
複数に出品して同時に売れてしまわないの?
結論、同時に売れてしまうことはあります。
しかし、あらかじめ商品ページに「他のプラットフォームにも出品している」旨を書いておけばトラブルは避けられます。
購入前にコメントをしてもらうように、さりげなく促すのも有効です。
商品ページの記入例①
他サイトでも出品しております。
先行購入者の方が優先となりますので、気になる方は事前にコメントお願いいたします。
商品ページの記入例②
他のプラットフォームにも出品しております。
随時、在庫情報の更新をしていますが、まれに同時に購入されてしまうこともあります。
その場合、売り切れとなる可能性もありますのでご了承ください。
マメに更新し、売り切れたらすぐに他の出品ページを取り下げるようにしましょう。
まとめ:ブランドリペア転売は仕入れ先販路ともにフリマアプリが主
ブランドリペア転売では、仕入れも販路も、活発に取引されているフリマアプリが主です。
せどりや転売では、「とにかくくまなくリサーチして価格差を探しだす」という手法もあります。
ブランドリペア転売は、フリマアプリだけに絞ってもOK。
ネット(オンライン)上ですべて仕入れから販売までできてしまうのが強みです。
ブランドリペア転売初心者の方は、
- 仕入れ先はメルカリに絞りながら(余裕があれば、ラクマ&ヤフオクも)
- 販路はメルカリ、ラクマ、ヤフオク、Paypayフリマを全て利用
を心がけましょう。
メルカリやラクマはアプリをダウンロードすれば、簡単に使い始められます。
始めてみようかどうしようか…と迷っているのであれば、ブランド名やアイテムごとに検索してみると面白いですよ!
初心者の方から、独学で挑戦中の方までご相談受けております。
私自身、ブランドリペア転売を始めようか迷っていたときに、のちにメンターとなる方に色々と相談させてもらいました。
無理にコンサルに誘導することもなく、親身になって話をきいていただいて、とても心強かったのを今でも覚えています。



自分も「迷っている誰かの力になりたい」と思っているので気になることがあれば、LINEからお気軽にお問い合わせください!
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