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ブランドリペアで3年使ったエアブラシ3選!気になる騒音など徹底比較!

エアブラシを購入する前に気になる騒音や噴射圧力の比較検証を見るべき
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ブランド品をリペアするときに今まで使ってきた「エアブラシ」をご紹介します。

エアブラシは塗料やトップコート剤などを細かく霧状に噴射し革製品のリペアに使える便利な商品です。

エアブラシの購入をどうしようか検討されている方に参考にしていただけたら幸いです。

この記事はこのような方におすすめ!

  • エアブラシの騒音がどのぐらいなのか気になる
  • エアブラシから放たれる噴射イメージを知りたい
  • エアブラシを購入する基準を知りたい

ブランド品をリペアするために必ず必要ではありませんが、これから長くリペアを続けていきたいと思われるのでしたら用意しておいて損がない商品です。

最後までご覧いただけたら幸いです。

目次

ブランド品をリペアするために使ってきたエアブラシは3つ

エアブラシを使う目的は染色カラー剤、トップコート(色止め剤)、撥水剤などを吹き付けることに使用します。

エアブラシのハンドピースとコンプレッサー

エアブラシはハンドピースとコンプレッサーこの2つ揃って初めて塗装作業をすることができます。

僕が今まで使ってみたエアブラシは3つありますがそれぞれの特徴を1つ1つ解説していきます。

GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサー L7/プラチナ/LWAトリガーセット PS320

GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサー L7/プラチナ/LWAトリガーセット PS320

僕がブランドリペア転売を始めた当初に用意したエアブラシです。

作動時も小音性能に優れ、深夜時間帯の使用でも周りを気にせず使えるエアブラシセットになります。

GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサー L7/プラチナ/LWAトリガーセット PS320

クレオスハンドピースの基本情報

2種類のハンドピースが付属されていて場面に応じた使い分けが使用可能です。

ハンドピースの特徴

ダブルアクションは指先で操作し、トリガータイプは握ることで噴射を調整します。

クレオスコンプレッサーの基本情報

クレオス コンプレッサー
  • 定 格 圧 力 : 0.1MPa
  • 最 高 圧 力 : 0.15MPa
  • 吐出空気量 : 7.0リットル/min.0.05MPa
  • 定 格 時 間 : 連続
  • 作 動 音 : 55dB(無負荷時)
  • 吐出口サイズ : 1/8(S)
  • 定 格 電 圧 : AC100V
  • 定格消費電力 : 43/39W
  • 定格周波数 : 50/60Hz
  • 本 体 寸 法 : 長さ170×幅142×高さ185(mm)
  • 本 体 重 量 : 2.9kg

コンプレッサーは空気を圧縮した空気を作り貯めておく装置になります。

高儀 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサーセット HCP-100

高儀 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサーセット HCP-100

髙儀 EARTH MAN HCP-100

この商品は15cm四方の場所があれば収まる小型のエアブラシです。

小型ながらパワーもあり、ハンドピースのレバーを引いたときにだけコンプレッサー作動し作動音が発生するようになっています。

高儀ハンドピースの基本情報

  • ノズル口径:0.3mm
  • レバー動作:ダブルアクション
  • カップ容量:約7ml
  • サイズ:約長さ152×幅27×高さ65(mm)
  • 質量:約110g

高儀コンプレッサーの基本情報

  • 本体電圧:DC12V
  • 使用最高圧力:約0.17MPa
  • 本体サイズ:約長さ55×幅110×高さ120(mm)
  • 質量:約0.53kg
  • コード長:約1.7m
  • 騒音値:約50dB
  • 定格使用時間:15分

タミヤ エアーブラシシステム No.53 スプレーワークパワーコンプレッサー

タミヤ エアーブラシシステム No.53 スプレーワークパワーコンプレッサー

タミヤ エアーブラシシステム No.53 スプレーワークパワーコンプレッサー

僕が今主に使用しているエアブラシでもあります。

この商品はハンドピースの付属がなく、ご自身に合うハンドピースのみを別でチョイスすることができるコンプレッサーセットになります。

噴射圧力も強く、ストレスなくスムーズに塗装作業をすることができます。

タミヤコンプレッサーの基本情報

  • 家庭用電源専用
  • 本体寸法 W24cm×D14、5cm×H20cm
  • 最大空気圧力約0.4MPa(60PSI)
  • 連続空気圧力 約0.24/0.28MPa(50/60Hz)
  • 空気吐出量9/12L/min(50/60Hz、0.2MPa)
  • 定格電圧AC100V(50/60Hz)
  • 消費電力90W
  • 作動音量48db
  • 重量 約4.6kg

ハンドピースを置くスタンドがセットでついています。

このスタンドがコンプレッサーを作動させるスイッチになっているので、使う場面だけ作動音が出るようになっているので音を気にされる方にはとても良い商品です。

同時に揃えたハンドピース

VIAEON エアブラシ ハンドピース

VIAEON エアブラシ ハンドピース

7cc/20cc/40ccの塗料カップ付きで、大きな塗料カップが付属されてくるので、塗料のこまめに継ぎ足す必要がなくなりました。

エアブラシの騒音計測

作業をする時間帯や住んでいる環境によってはエアブラシの作動音が気になる方もいると思います。

実際に計測したときの数値と使ってみてどのように感じたのか解説していきます。

騒音の基準

 日本建築学会の室内騒音基準によると、騒音レベルは下記のようになっています。

80dB→地下鉄の車内(窓を開けたとき)、ピアノの音

70dB→掃除機、騒々しい街頭、キータイプの音

65dB→大き普通の会話、チャイム、時速40キロで走る自動車の内部

50dB→エアコンの室外機・静かな事務所

40dB→静かな住宅地、深夜の市内、図書館

計測の判断

1つの計測器だけだとあてにならない可能性がありますので、騒音計測器2個とスマホアプリの騒音計測器それぞれ使い、騒音レベルを計測しました。

また、スマホのアプリを使って示すことによってご自身のスマホにインストールして頂けたら簡易的に身の回りの物で比較することもできますので、ぜひやってみてください。

使った騒音計測器

クレオス エアブラシ PS320 騒音計測結果

GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサー L7/プラチナ/LWAトリガーセット PS320

計測結果:約55dB

使ってみた感想

作動音が小さく、深夜の作業にも気にならない程度でした。

髙儀 EARTH MAN HCP-100 騒音計測結果

高儀 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサーセット HCP-100

計測結果:約58dB~64dB

使ってみた感想

クレオスのエアブラシと比較するとやや音が大きく感じられました。

深夜に使用するのはやや抵抗を感じますが、短時間ならありと思える範囲でした。

タミヤ エアブラシ スプレーワークNo,53 騒音計測結果

タミヤ エアーブラシシステム No.53 スプレーワークパワーコンプレッサー

計測結果:約68dB~70dB

使ってみた感想

作動音としては紹介している商品の中で一番大きな音がでます。

深夜の時間帯に使用するには抵抗がある商品なので、昼間の作業に向いています。

エアブラシの噴射圧力チェック

エアブラシ(コンプレッサー)ではどの程度の噴射圧力を実現してくれるのかチェックしていきました。

一つ一つ解説していきます。

エアブラシ噴射圧力の測定方法

キッチンペーパーを片手で持ち、ハンドピースの目の前で噴射加減の具合を確かめました。

クレオス エアブラシ PS320 噴射圧力計測結果

クレオス エアブラシ PS320 噴射圧力測定結果

検証結果

噴射のパワーは弱いものの、キッチンペーパーが揺れ動き、染色するための噴射圧力は十分感じられました。

髙儀 EARTH MAN HCP-100 噴射圧力計測結果

髙儀 EARTH MAN HCP-100 噴射圧力測定結果

検証結果

クレオスのエアブラシと同じ圧力または、若干上回っている噴射圧力を感じました。

染色するための圧力は十分あります。

タミヤ エアブラシ スプレーワークNo,53 噴射圧力計測結果

タミヤ エアブラシ スプレーワークNo,53 噴射圧力測定

検証結果

作動音の音が大きいなりに比例して噴射圧力のパワーを感じました。

このくらい噴射圧力があれば、ストレスなく染色作業をすることができます。

クレオス エアブラシ PS320 塗装状態の結果

クレオス エアブラシ PS320 塗装状態測定結果

検証結果

噴射圧力は小さめながら薄く細かな噴射が可能で、全体的にキレイに仕上げることができました。

また、クレオスの付属ホースはグルグルと丸まっていてホースが短めになっています。

クレオスのエアブラシホース

短いと作業範囲も狭く、身動きがとりづらくなりますので、延長ホースを別途用意することで改善されます。

クレオス延長ホース

GSIクレオス Mr.エアーホース・1/8 (S)ストレート ホビー用塗装用具 PS246

髙儀 EARTH MAN HCP-100 塗装状態の結果

髙儀 EARTH MAN HCP-100 塗装状態測定結果

検証結果

連続で噴射し続けてもムラも出ず、安定した塗装が可能でした。

コンプレッサーが小柄ながら、連続した塗装も安定して塗面もキレイに仕上げることができました。

タミヤ エアブラシ スプレーワークNo,53 塗装状態の結果

タミヤ エアブラシ スプレーワークNo,53 塗装測定結果

検証結果

塗装を仕上げるまでの時間はクレオスや高儀のと比べると半分の時間で終わり、あっという間に仕上げることができました。

作動音は大きいながら、噴射圧力が大きいと作業効率も良くストレスなく作業が進みました。

実際に使ってみて感じた各エアブラシのメリット・デメリット

実際に使ってみて感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

クレオス エアブラシ PS320

メリット

  • 音が小さいので深夜時間帯でも問題なく使える
  • 噴射が細かく、長時間安定して薄塗りできる

デメリット

  • 価格が高め
  • 圧力が小さいためハンドピースの塗料詰まりが起こりやすい傾向

髙儀 EARTH MAN HCP-100

メリット

  • お手頃な価格帯で手に入る
  • 塗装器具が小さく場所に困らない

デメリット

  • 音が若干大きい
  • 圧力が小さいためハンドピースの塗料詰まりが起こりやすい傾向

タミヤ エアブラシ スプレーワークNo,53

メリット

  • 噴射圧力が強いのであっという間に染色作業ができる
  • ハンドピースの塗料詰まりも少なくストレスなく使用できる

デメリット

  • 音が大きい
  • 値段が少し高め

紹介したエアブラシの性能ランキングまとめ

個人差がありますが、僕が実際に使ってみて感じたランキングをつけてみました。

作動音の小音ランキング

1位:クレオス エアブラシ PS320

2位:髙儀 EARTH MAN HCP-100

3位:タミヤ エアブラシ スプレーワークNo,53

噴射圧力の強さランキング

1位:タミヤ エアブラシ スプレーワークNo,53

2位:髙儀 EARTH MAN HCP-100(同位)

2位:クレオス エアブラシ PS320(同位)

コスパランキング

1位:髙儀 EARTH MAN HCP-100

2位:タミヤ エアブラシ スプレーワークNo,53

3位:クレオス エアブラシ PS320

まとめ

各エアブラシを使ってみて、購入時に決める基準として大切だと感じたポイントをまとめました。

  • 作動音の大きさ
  • 噴射圧力の強さ
  • 価格

リペアする人の環境によって感じてくる差が異なるので、本記事を参考にご自身に合ったエアブラシをチョイスしてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事の投稿主

ユウ

【2020年2月】
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