僕は退職を望みながらも、決断に至ることができない日々を過ごしていた。その理由は…
現在の厳しい職場環境、将来に対する無関心さを改めて認識し「今の自分を変えたい」という強い思いが僕を突き動かして「退職」を望むようになったのです。
しかし、退職という選択肢は、僕にとって遠く感じられました。
その理由は「新しい職場で上手くいくのだろうか」「人間関係は問題ないのか」といった不安が頭をよぎっていたからです。
また、長く勤めた会社への感謝の気持ちや、人手不足での働きぶりを考えると、退職を口にすること自体が難しいと感じ、「辞めたい」という、とても簡単な一言を伝えることが難しくなっていました。
ただ辞めたいというだけでは理由を聞かれるだろうし、正直にやめたい理由を素直に答えても、悪く言われるのがオチだろうし、どうにか穏便に済ませたいけど、嘘は付きたくない…けど、自分の人生を棒に振りたくない…どうすればいいんだろう、と先の見えない無限ループに入り込み、なかなか行動ができない日々を過ごしてきました。
改めてなぜこんな自分なのかと考えてみたとき、ふと「自分に自信がないから」と感じました。
仮に月に100万円を稼げる自分なら、辞めることは容易いですし、多くの人々に求められるスキルを自分が持っていて、どこでも通用する自信があれば、いつでも辞めることができるだろうと思いました。
そこで気付いたのは、自分に自信をつけることが、辞める決断を伝える第一歩だと思ったのです。
自信をつける方法を考えてみたとき、真っ先に思いついたのが副業を通じて会社に依存しない収入を得ることでした。
もし、本業のように生きるための十分な収入がつくれたのなら、自信を持って「やりたいことができたので辞めます!」と言えることに気づいたのです。
そうすれば、会社に頼らずに自分の経済的な安定を築くことができるので、自信を持って職場を辞める決断ができます。
仮に「お前は他のところでは務まらないよ!」と罵声を浴びせられたとしても、副業で稼げている現実があれば、怖気づく必要はありません。
自信があれば、何を言われても気持ちよく退職できるだろうと確信していました。
そこから副業を通じて自分で稼ぐ力を身につけ、とにかく本業よりも稼いで自由なライフスタイルを手に入れることを目指し始めるのです。
自信をつけるための新たな挑戦が始まった。そこで始めた副業とは…